ノンフィクションで行く異国漫遊ひとり旅

ぼったくられるのも思い出だ!

香港での初海外に勢いづき、半年もたたぬ間に一人旅を強行!
2カ国目は、ベトナムのホーチミン。

空港を出ると『なんという蒸し暑さ!いやあ、異国だなあ』
と、蒸し暑くてもすがすがしい。

が、一人でここまで来れたという充実感に満たされたのもつかの間・・・
おじさんたちが、おっ、日本人が来たぞ、ぼったくってやるぞと言わんばかりに、近寄ってくる。

『タクシー?タクシー?30$デイイヨ!ワタシ、イイヒト!ボラナイヨ!』
『ソンナノカンケエネエ、シッテル?』
と流暢な日本語で声をかけてくる(当時お笑いで流行っていた言葉をおじさんたちが習得)
『知らない、テレビ見ないから』というと、少々悲しそうにしたので、つい、このおじさんでいいかと、料金の交渉に。

空港からサイゴン大聖堂周辺までの相場は、7$程度なので、
さっそくぼったくり価格。手持ちのドルが足りないからと言って値切ると
『ベトナムドンはアル?フィフティ(50)デイイヨ』
どうやらベトナムドンでフィフティというと50万ドンの意味。

よし、安くできたと思い、50万ドンで交渉成立(後で計算すると50万ドンも30ドルも同じぐらい)
とりあえずホテル名を見せると、
『ワカルワカル、大聖堂の近くネ、アジノモト』
『アジノモトシッテル?』
当時のホーチミンでは、”味の素”もなぜかおじさんたちが連発、流行語だったようす。

なんとかホテルに無事辿り着き街に出ると、道路の交通はバイクだらけ。車よりもバイク。
横断歩道でなくても、のんびり横切ると勝手にバイクや車が避けてくれる(これはベトナムの交通常識)ベトナム名物が楽しめる。

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そしてまたもおじさん(バイクタクシー)が寄ってきて
『モトバイ?モトバイ?アンナイスルヨ!イイトコシッテルヨ!』
『ソンナノカンケイネエ、シッテル?』
ホーチミンでは、相当お笑いが流行中。

しかしそんな流行語を聞き流しつつ歩いていると、やはり蒸し暑く喉も渇く。
ふと横に笑顔のおばさんが寄ってきて
『ミズ、オイシイ!5ドル』

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やはり笑顔でぼったくり価格。水がそんな高いわけない。
なんとか値切って、3ドル(それでも高い)
しかも飲むと温い。まったく冷えてない。

ホーチミンのおじさんたちは、とにかく流行りの日本語を学ぶ勉強家。
何度も会って、付きまとわれてうっとおしいけど、あの素朴な笑顔が忘れらない!

ぼったくられても海外一人旅はおもしろい!