アメリカンライクなCREATIVE人生

日本で絶対観れない光景を見た。

アトランタに来てから電車通勤がしたくて電車とバスで仕事に行ってる。

アトランタにはMARTA(Metropolitan Atlanta Rapid Transit Authority)というのがあって、ダウンタウンから四方に伸びた電車路線(アトランタ空港からダウンタウンにはこれが一番)と市内を中心とした200弱のバス路線がある。

アトランタはアメリカでも大きな都市とされている。たしかに車で市内を走り回るのは走っている時より止まっている時間の方が多い事も多々ある。だから、アトランタ市とMARTAでうまくやって市内の混雑緩和と排気ガス汚染を考えてコミュータープログラムというのがある。僕もこれのお世話になってるんだけど、MARTAで通勤しますと言うと仕事場でタダでMARTAのどこでも乗れるパスをくれる。アメリカだと大学で働いたりすると駐車場代と言うのを取られて仕事に行くのに終車場代を払わないといけない。

ところがアトランタの電車はニューヨークの地下鉄と違ってそんなに便利じゃない為にMARTAに乗る人は経済的に車を持てない人がほとんどで空港に行かない限り乗らないと言うのが市民の考え方みたい。実際悲しい事にMARTAはある意味市民の笑い者になってる。


photo credit: Sean Davis via photopin cc

かなり脱線したけど、そんななかにも僕の乗るバス路線は大学を通るのでそれなりに大学職員みたいな人も時々観る。きのうは僕の前にはいかにも図書館員みたいなこぎれいで上品な感じの白髪まじりの髪をショートカットでセットした女性が2人座って何やら楽しそうに話していた。2人とも50代後半ぐらいでバスの冷房で体が冷えないように肩からショールを掛けていた。 

僕はすぐ後ろの席でヘッドフォンで音楽を聴いてた。バスは金曜の夕方5時半だったから満席だった。何気なく前にいる2人を背もたれの間から見てたら左側の女性が右側の女性に何か渡してる。右側の女性はそれを手のひらにのせて観ている。僕はきっと最近買ったアクセサリーでも自慢してるのかと思ってなんだろうと覗き見してみたら、なんとアクセサリーどころかそれは22口径のリムライフルの銃弾の薬きょう!

なんの話してたのか知れないけどなんだか楽しそうに話してた。いかにもリベラルな感じのこぎれいに着飾った女性2人が薬きょうをポケットから出して話をしてるってのは25年アメリカに住んでいるけど非常に不思議な光景のひとつに入れていいと思った。