海外で日常を 〜世界の街とその一日〜

安全は自分で買うしかない ー宿泊場所探しの苦悩ー

さて、パリ、イギリス、スペイン、ベルギー、オランダに行く事に決めた私だが、そう決める前まではパリで2ヶ月語学学校にでも通い、語学学校の寮にでも住むことを考えていた。なので、まず準備の手始めに留学斡旋会社へ相談に行ってみた。専門の会社に行けば住む場所も確保できるし、様々な手続きもやってくれるし、さらにフランス語もちゃんと学べるはず、と甘い理想を抱いていた。

お金を払って住む場所を紹介してくれるし、しかも「学校の寮」だから安心に違いない、と思っていたのだが、学校は中心地であるものの紹介された寮はパリの中心地から外れた場所ばかり。しかもgoogleストリートヴューを駆使して近隣を見てみると「ここはどこの国?」と聞きたくなるようなパリの雰囲気のかけらもない場所だった。そして「この場所は安全なんですよね?」と聞いてみると、留学会社の返答は「正直分かりません」とのこと。国や地域によって、または留学斡旋会社によって提携している学校や、強化している地域(支店が多い、留学者自体が多いなど)があると思うので、こういうたぐいの会社が悪いと言う訳ではない。ただ、留学斡旋会社は「斡旋」はしてくれるけど、「安全」は保証しないのだ。留学会社を頼るにしてもそうでなくても、海外に行くにしっかりと情報収集をしながら自分で決めていくしかないということをその時に実感したのだった。

語学学校も安くないし、そして住む場所もなんだかアヤシイ。そうなるともう高い手数料を払って留学会社を頼る理由もみつからない、もうフランス語は自分で勉強すればいいかなと思い始め、住む場所は自分で探そうと、パリの不動産屋をひたすら検索。しかし、なかなか2ヶ月やそこらで物件を提供してくれる場所は少なく断念。仕方なく前から気になっていたairbnbというSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で探してみようと思いたった。

airbnbとはホストとして登録した現地の人の家に泊まれるサービスで、場所と日程を入れると、その場所と期間に家を提供してくれるホストを瞬時に検索してくれる。料金も様々なので、具体的に自分の「一泊あたりここまでなら出せる」料金を設定可能。ホストにもよるが短期でも長期でも予約することができ、ホテルを毎日予約するよりも確実にお手頃な価格というのが魅力。そして部屋は個室、貸切、シェアルームの中で、自分に合った滞在方法から検索できる。

パリとパリ近隣国の住まいを検索していると、パリが高いこと、それに加えてベルギーやスペインの中心地にある家が安くて広くて、そしてお洒落!ということも判明。家の雰囲気も全然違うので、パリ以外に住むのもいいかも!という様に、気持ちもあらゆる方向に様変わり。そんな経緯もあり、他国にも日帰りではなく「住んで」みようと思ったのだ。

いわゆる自分で探すホームステイ先のようなairbnb。活用してみて気づいたことがたくさんあるので、具体的なairbnb活用方法はまた次回。