Cafetalk Tutor's Column, Reina An

静かに迎えるドイツのクリスマス

こんにちは。初投稿、ピアノ・ドイツ語教師のレイナです。

♪アーーヴェーマリーア~♪

クリスマスソングがあちこちで流れ、サンタクロースが出現し、いよいよ年の瀬を感じるこの季節。

ワインなんか飲まなくてもクリスマスソングを聴くだけでハッピーになれる安上がりな人です(笑)

昨年の今頃はドイツでのクリスマスマーケットを横目で見ながら、

「グリューワイン(ホットワイン)を飲みたい!でも今はがまんがまん…」

と思いながら、卒業試験を控えた私は音楽大学の練習室へ向かったものです。

何せ、寒い外で飲むグリューワインは格段に体が温まり、酔いも回ると楽しくなってしまって、

お店に並ぶあまーいお菓子を全部制覇したくなってしまうのです。

(気が付いたらいろいろ食べている…フルーツにチョコがかけてあるお菓子や、ローストキャラメルナッツ、クレープに、クッキー詰め合わせに…)

日本では恋人たちの日なんてイメージの強いクリスマス。

ドイツではキリストの誕生した神聖な日、という意味合いで、休暇が与えられるのが一般的で

みんな家族で集まるために実家に帰っていきます。日本のお正月にあたるような祝日が、ドイツではクリスマスです。

クリスマスにはパーティーしたりご馳走を食べたいですよね。

そこで、買い物をしようと、スーパーマーケットに行くわけですが、

休日を大切にするこの国は、地域にもよりますが、24日は午前中だけ営業、25日は全日休業、

26日も営業しているところないところと、まばら…おまけに、日曜日は必ず休業日なので、重なって連休が続いてしまうことだってあるのです。

意外ににわかっていても、コンビニもないドイツでは、いかにスーパーで食品を買い込んで連休に備えれるか、

死活問題です(笑)

そして、あの賑わっていたクリスマスマーケットも24日の夜にはあっという間に店をたたみ始めます。

ある24日の夕方、私はやっていると思っていた隣町のマーケットに出かけてみたら、閉店準備でせわしく働く人々と飾りなしのクリスマスツリーが一本、何もない広場の真ん中にどんと立っているのに遭遇したことがあります…… 次の日は日曜日でどうやらこの年は早めに店じまいをしていたようです。

つまり、クリスマスの25日は、クリスマスマーケットはなくなっており、マーケットのあのクリスマスの楽しい雰囲気はどこへやら、24日のお昼までにお買い物をしそびれると、カフェや一部開いているレストランを除いて……

どこも開いていない!町のメインのショッピング通りの閑散としていること!

友達がクリスマスに訪ねてきてくれる折には、買い出しを済ませ、手料理でおもてなしをするしかありません。ひたすら料理をしていた記憶があります(笑)

ドイツ人の友人は実家をまわって家族の時間をのーんびり過ごすそう。

多くのクリスチャンはは教会のクリスマスのミサ(お祈り)に出かけ、歌を歌う。

そんな、飾りすぎず、素朴に親戚でクリスマスを祝い、休暇があり、心を休めるドイツのクリスマス、

買い物し忘れたときには困りものですが、休息日を得るためのその前の忙しさが、なんだか楽しかったりもします。

昨年のイヴは教会のクリスマスミサでオルガンを弾き、そんな神聖な行事ということでドキドキ緊張のクリスマスでした…また次回このオルガンについては書くことにしようと思います♪