海外で日常を 〜世界の街とその一日〜

98%迷わないパリとロンドンの地下鉄

関東に住んでいる人は一度や二度くらいきっと行ったことがある、渋谷の新しい巨大地下鉄駅。正直、分かりづらい、と思った人は大勢いるだろう(作った人には悪いけど)。あんなに大勢の案内員を雇うくらいなら、計画の段階でもう少し分かりやすさを追求した方が良かったのでは、と思う。また、渋谷に限らず、乗り換えが分かりづらい駅は沢山ある。 パリとロンドンの地下鉄真似すればよかったのに! こちらの地下鉄は非常に分かりやすく、地下鉄に色が地図にも駅構内にもついているので、その色に従って歩いていればホームに着く。あとはその線の方向だけ間違えないようにするだけ。 日本ももちろん色分けしてあるが、こちらはもっとシンプルで徹底的。色分けしてある上に、看板や矢印も至るところにあり、迷わないように出来ている。 例えば△△線に行く場合、「△△線の○○方面はこっち」とか、「△△線の□□方面はこっち」分かれ道になるとちゃんと案内がある。 Continue Reading

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フランス人は傘をささない、を検証してみた

この数日間パリは雨。雨が降るとぐっと気温が下がり、また冬に逆戻り。つい最近までタンクトップを着ていたパリ市民もいきなり冬仕様に。先日の夏の気候が嘘のように、ダウンコートや、冬のコートを着ている人が続出している。 フランスでは雨が降っても傘をささないという噂を耳にしたので、ここぞとばかりに検証開始! 早速、小さなパン屋さんやチーズ屋さん、スーパーなどが軒を列ね、終日賑わう通りに繰り出してみる。 なるほど、雨なのに3分の1くらいの人しか傘をさしていない。そのかわり、雨よけになりそうな、合繊のアウターやフードがついた服を着ている人はとても多いのが分かる。   Continue Reading

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警備が厳重=安全=危険?!

最近では世界各地でテロや襲撃事件などが起こり、パリも一時その被害の渦中にあったのは記憶に新しい。その直後の様子は直接見ることはできなかったので、その影響があるかないかは分からないが、少なくとも今は観光地は人でごった返している。 そしてそれに比例するかのように観光地の警備はとても厳重だ。モンマルトルやエッフェル塔付近など観光客で賑わう地域は特に、辺りを見回せば警官だらけだ。 また、有名デパートのプランタンに入る際は、入り口で荷物チェックをされたのには驚いた。丁寧に、「よろしいですか?」と強そうなセキュリティースタッフに言われたので悪い気はしなかったが、厳重体制に最初は少々困惑。スーパーではカバンのチェックはないものの、入り口に体格のよいスーツを着た怖そうなスタッフが立っていることもある。 エッフェル塔の前では、十歩歩けば警察がいる、くらい。 エッフェル塔の周りではミニチュアエッフェル塔をシャランシャラン言わせながら売り歩く物売りや、何らかの勧誘に遭遇したが、これらは取り締まりの対象ではないらしく、そんな人たちがウロウロ。ちょっと油断すると声を掛けてくるので、スキを見せずに頑張って歩くしかない。でも決して危険な訳ではない。 Continue Reading

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パリで初めてバスに乗る

「メトロの前のバス乗り場で30って書いてあるバスに乗るのよ!終点がエッフェル塔よ。30番のバスだからね!Trocadero(シャイヨー宮)って書いてあるからね!」airbnbを使って見つけた今の宿泊先のホストはとても親切なので、私がエッフェル塔にどうやって行ったらいいのかという質問に、事細かく答えてくれた。 行き方は分かったものの、前回地下鉄で怖い目にあったので、バスはどんな感じなんだろうと初めてのバスに緊張気味だった私。でも何事も体験だ!バスにチャレンジ! バスの路線は沢山あるので、番号と行き先をきちんと確認するように、と何度も言われたので、ソワソワしながら始めてのバスを駅前で待つ。ちゃんと乗れるかなー?と初めてのおつかい気分。 バスに乗り込むと、イケメン運転手がパチッとウインク。あ、なんかフレンドリー!そして入り口にあるチケットを差し込む場所にメトロと同じチケットを入れて無事乗車。 驚くことにバスの雰囲気は地下鉄と違って凄く良い。みんなぺちゃくちゃおしゃべりしているし、お子様の乗車率も高く、とにかく楽しそう。時々、降りそびれておじいちゃんが「降ろしてくださいなー。」と叫んで運転手がドアを再び開けたり、みんな積極的にお年寄りに席を譲ったり、ベビーカーを乗せたままにできるスペースも広々。なんだか人々の生活に密着している感じがして安心する。地下鉄のあの薄暗い怖い雰囲気とは雲泥の差! Continue Reading

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コワいコワい地下鉄の話 —強盗未遂に遭う—

日本は平和ボケしている、と思う。電車の中ではみんな居眠りしているし、夜は酔っぱらった会社員や学生たちがフラフラしながら乗っている。そして滞在3日目にして、そんなことが日本では許されていることに改めて驚くことになった。 私が地下鉄に乗ろうとすると、ティーンエイジャーの女の子たちが急に押すように入ってきて、私のリュックの前ポケットを開けたらしいのだ。「らしい」というのはつまり、早すぎて気づかないほど。もちろんそんなところに大事なものは入れていないし、リュックを前に持っていたので、リュック自体を開けられることはなく、未遂に終わったのだが。 その子たちがやたら押すように入ってくるので、「混んでるのかな?」と思いつつ少し電車の奥に追いやられるような格好となった。そして一瞬何か引っ張られるような感覚と共に、風のごとく彼女たちは消えたのだった。  するとホームを歩いていたおじさんが「ねーちゃん、リュックのポケットあいてるよ!(フランス語だったので予想)」と私のリュックのポケットを触りながら言うので、何が起こったのかと氷ついた。最初はそのおじさんに何かされたのかとあっけにとられていると、「あの子たちだよ!(これもフランス語だったので予想)」とホームに座っている女の子たちを指差している。あれ!さっき押してきた子がいつの間にホームの椅子に座ってるー!と思った瞬間にプシューっと電車が閉まり、隣に立っていた女の人が「大丈夫だった?盗られてない?(これもフランス語だったので予想)」と言ってくれたのだが、その女の人もサングラスごしだったのでその人もコワい人かと思い、とにかく状況が分からず固まってしまった。 それから、何秒かしてから「あー私スリに遭いそうになったんだ!」と我に返る。 Continue Reading